ハゲ 治療法
現在のところ、ハゲの治療法として医学的に認められているのは、ミノキシジル(ロゲインやリアップなど)とフィナステリド(プロペシア)だけだといわれています。
どちらも男性型脱毛症にしか効果がないので、病院でハゲの原因を診断してもらってから試した方がいいでしょう。
見当違いの治療法では治るハゲも治りません。
円形脱毛症が原因のハゲなら、ステロイドの投与や 免疫抑制剤、局所免疫療法など、様々な治療法があります。
皮膚感染症によるハゲは、抗生物質による治療をすれば、二、三週間で完治することも多いようです。
休止期脱毛は、その原因によって治療法が異なります。
栄養失調なら栄養のある食事を摂る食事療法で、疾患が原因なら疾患を治療することで休止期脱毛も治るでしょう。
ハゲの原因によっては、案外、あっさり治ってしまいますが、治療法が確立されていない要因もあります。
ハゲの原因が病気だと診断されれば、治療に保険が適用されますが、男性型脱毛症(AGA)の場合は自費診療です。
その病院によってかかる費用が全く違うことが多いので、事前にどの病院が安いのか調べた方がいいかもしれません。
ミノキシジルとフィナステリドには副作用もあるといわれており、他に服用している薬があるなら、それらの薬との飲み合わせも考えなくてはいけませんから、自己判断で市販の発毛剤を使用したり、個人輸入で入手して服用したりするのは避けた方が無難です。
若ハゲとは
若ハゲとは、十代から三十代くらいで頭髪が薄くなってしまっていることをいいます。
若ハゲの原因は、遺伝的要因や男性ホルモンの影響などだと考えられていますが、まだ完全には解明されていません。
規則正しい生活を送り、若ハゲ予防に努めれば、父親や兄弟がハゲていたとしてもハゲない、もしくは、ハゲるのを遅らせられる可能性はあると思います。
医学は日進月歩で進歩していますから、今は有効な治療法がなくても、将来的には抜群の効き目がある治療法が発見されるかもしれません。
男性型脱毛症(AGA)に効果的なフィナステリド(プロペシア)も、男性型脱毛症の治療薬としては、2005年の10月に厚生労働省に認可されました。
髪が生えてくるという人もいますが、薄毛になるのをくい止める効果の方が高いようです。
フィナステリド(プロペシア)とミノキシジルを併用すると、さらに効果が期待できるでしょう。
フィナステリド(プロペシア)による若ハゲの治療は、若ければ若いほど、薄毛が初期症状なほど効果が高いともいわれているので、薬局で育毛剤や養毛剤を買うくらいなら、一刻も早く専門医に相談してください。
まず、若ハゲの原因を明確にして、それから対策を練るのが最も賢い選択だと思います。
若ハゲに悩んでくよくよしたり、自己流の若ハゲ対策で、より症状を悪化させてしまう前に、専門医に相談するのです。
もしかしたら、若ハゲだと思っているのは、本人の気にしすぎという可能性もあります。
ハゲとは
ハゲとは、遺伝的な要因、生活習慣、精神的なストレス、老化、薬の副作用、アレルギー、怪我、火傷などの原因で髪が薄くなったり、なくなったりすることをいい、より丁寧に表現するなら薄毛です。
全体としては男性の割合が高いですが、女性でもストレスからくる円形脱毛症や老化による薄毛は起こります。
しかし、女性は薬の副作用でもない限り、男性のように頭部全体に一本も毛がなくなるということはまれです。
男性がハゲていく過程としては、こめかみから段々と額が広くなっていくようにハゲ上がっていくケース(M字ハゲ)と頭の天辺から髪の密度が徐々に薄くなっていくようにハゲるケース(天辺ハゲ)、その両方が同時に進行する複合型があります。
ハゲている人に面と向かって、「ハゲ」、「ハゲている」などというと、それが事実であってもほとんどの場合は悪口となり、相手に精神的なダメージを与えてしまうでしょう。
自分の意思でハゲにしている(オシャレで自ら頭髪を剃り、スキンヘッドにしているなど)以外は、薄毛であることを嫌がり、悩んでいるものです。
お笑い芸人などは、ハゲていることをネタにして笑いをとることもありますが、そうであっても、生えるものなら毛が生えてほしいと思っていることがほとんどでしょう。
ハゲてしまうと女性にモテなくなってしまうことが多いのですが、ごくまれにセクシーハゲと呼ばれてモテる人もいます。