筋トレで基礎代謝をあげたい
昔は食べても全然太らなかったのに、今は食べた分だけ太ってしまう・・・こんなことを言う人は多いですよね。
この原因の一つに基礎代謝の低下が挙げられます。
基礎代謝とは普段の生活で何もしていなくても勝手に消費されるエネルギーのことです。
この基礎代謝を上げるためには、筋肉量を増やすことが手っ取り早い方法になります。
ジョギングやウォーキングが効果的ですが、まずは足腰を鍛える意味でウォーキングから始めてみるのが良いと思われます。
筋肉量がUPすると、それに消費されるエネルギー量が高まります。
一日10~20分程度のダンベル体操もお勧めです。
しかし、どんなにウォーキングを頑張ってみたところで、消費カロリーよりも摂取カロリーが高ければ効果も下がります。
食事も見直して行きましょう。
まず糖分の多い食べ物はほどほどに、脂肪分の少ないタンパク質の摂取がお勧めです(鶏肉のささみ胸肉、牛肉や豚肉ならヒレ、赤身の魚など)。
どちらかというと大豆などの植物性タンパクの方が吸収はいいようです。
また、体を冷やしすぎるのもよくありません。
なので、あまり冷たい飲み物ばかり摂取するのは控えた方が無難です。
体を温めるような飲み物の摂取を心掛けましょう。
生姜湯などがお勧めです。
それと規則正しい生活、十分な睡眠も忘れずに・・・。
自律神経が乱れると、せっかくの筋トレも効果が薄くなってしまいます。
上手な筋トレのコツ
実際に筋トレをこなすとなると、なかなか長続きしないように思います。
TVを見ながら行うと良いとか言いますが、なかなか続くものではありません。
気が向いたときに・・・なんて言っていたら、それこそ飽きてしまいます。
ボディービルダーのような筋肉を目指すのではないのですから、一日に20分以上の運動を心掛けるようにします。
これは数回に分けて行っても効果があると最近では言われています。
そして、一日の中で、その時間を取れそうな状況を考えます。
例えば、TVのCMの間、通勤の間、掃除の間、炊事の間、パソコンに向かっている間、寝る直前など・・・。
無理なく少しずつやっていくことで、知らず知らずのうちに癖になっていきます。
まず、歩くときは出来るだけつま先歩きをしてみたり、床の拭き掃除の時に膝を曲げ伸ばししてみたり、これならば普段の生活に取り入れることができます。
つま先歩きは、意識しても中々出来ないものです。
時折便利グッズで、かかとの無いスリッパが売られています。
そのスリッパを履くようにすると自然につま先歩きになるでしょうし、意識してつま先に重心を入れて歩くようにしても効果がありそうですね。
椅子に座っている間に片足を交互に上げてみるというのも比較的簡単に出来そうですね。
ただし、大事なのは日頃の積み重ねです。
意識して日常生活に取り入れることで、美しい体型を手に入れましょう。
スタイルをよくするための筋トレメニュー
スタイルを良くするための一番良い方法は、トレーニング・ジムに通うことです。
インストラクターがあなたの要望に応えて、カリキュラムを組んでくれます。
それに従って努力していれば、効率的にスタイルの良い、太りにくい体になるでしょう。
そこまではしたくないと思っているのであれば、最初に食生活の見直しを行い、有酸素運動を取り入れるようにしましょう。
スタイルをよく見せたいのであれば、どこが痩せればいいかをまず考えます。
その部分を狙って筋肉トレーニングをやっていってはどうでしょうか?下記はほんの一例です。
背中を鍛えたい→背筋を付けるだけでも、スタイルがグッとよく見えます。
背筋を付けるにはうつ伏せに寝た状態で、手は肩の辺りで浮かせておいて使わずに上半身を起こします。
お腹周りを鍛えたい→皮下脂肪の付きやすい腹筋を鍛えましょう。
よくある腹筋の姿勢になって、そのまま首だけ持ち上げます。
太もも、ふくらはぎを細くしたい→これらの筋肉にはウォーキングのような有酸素運動が一番効果的です。
お尻の筋肉を鍛えたい→例えば、四つん這いになって、片足をのばして、上に上げます。
二の腕の筋肉を鍛えたい→腕立て伏せがお勧めです。
これらのトレーニングは一例です。
他にも色々ありますので自分にあったトレーニングを試してみてください。
こういった筋肉トレーニングはすぐに結果は出ませんが、継続することで着実に効果があがります。