眉毛を整える基本
眉毛を整える方法は、全部で四つです。
・カットする
・抜く
・剃る
・描く
眉の太さや濃さは人それぞれですから、人によってはほとんど手入れが必要ない人もいますが、場合によっては完全に剃ってしまい、いちいち全てを書いた方がメンテナンスが楽というくらい濃い人もいます。
自分の理想の眉を描くために、自毛を剃ったり、抜いたりしているうちに、眉毛が生えてこなくなり、すっぴんだと眉がなくなるという人も少なくないですね。
いずれにしても、女性の顔は、眉でかなり印象が変わりますから、こまめにメンテナンスをする必要があるでしょう。
眉のメンテナンスは、基本的には、ブラシとセットになった眉毛専用のカットバサミで、はみ出る部分をカットして、上下の余分な部分は抜くか剃るという人が多いです。
やり方は眉毛の濃さや形にもよりますし、その人にとってやりやすいやり方を選べば良いと思います。
でも、すっぴんをみせる機会が多いようなら、できるだけ自然な眉を最大限に利用した方が無難です。
最近では落ちない眉墨も販売されていますから、そういった物を利用するのも一つの方法ではあります。
化粧品売り場や美容院でプロにやってもらう場合は、相手が信頼できるかどうかをよく見極めてからお願いした方がいいです。
新人研修の練習台にされるケースもありますし、相手のセンスがちょっと古いという可能性もあるでしょう。
眉毛を整えてくれる人と同じような眉になりたいのなら、失敗も少ないかもしれませんね。
アイブロウの種類と使い方
目元のメイクアップで欠かせないアイテムの一つがアイブロウです。
アイブロウにはペンシルタイプとパウダータイプがありますが、どちらか一つだけではなく、両方を併用した方が自然な感じに仕上げることができます。
最近では、アイブロウマスカラを使う人も増えてきていますね。
アイブロウマスカラは、ペンシルとパウダーで眉を整えた後に、コーティングするように塗って使用します。
また、アイブロウマスカラは、無色透明タイプとカラータイプに分かれますが、カラータイプを使うとせっかくペンシルやパウダーで整えた色目が変わってしまうため、全体像が把握しづらくなりがちです。
慣れない間は透明タイプが無難だと思います。
ペンシルタイプのアイブロウにも、色鉛筆のようなものを削りながら使うタイプと、口紅のように使う都度ひねり出すタイプがありますが、どちらを使うにしても、固すぎないものを選ぶようにしましょう。
あまり安いものを選ぶと、本当に色鉛筆のように固いものもありますから気を付けてください。
パウダータイプのアイブロウは、使うチップやブラシによって、仕上がりが変わってしまいます。
できるだけ自然な仕上がりになるように、付属品をそのまま使うのではなく、自分にあったチップやブラシを別途購入して使った方が素早く綺麗に仕上げられるはずです。
少数派ですが、クリームタイプのアイブロウもあります。
でも、慣れていないと上手に塗るのが難しいので、特別な目的がなければパウダータイプを選んだ方が無難でしょう。
アイブロウの色は、瞳の色と髪の色の中間くらいを選ぶと、全体的に自然な仕上がりが演出できます。
マスカラの種類と使い方
マスカラには様々な種類があります。
特に最近は、目元を強調したメイクがますます盛んになっていますから、今後もどんどん新しい種類のマスカラが登場することでしょう。
でも、流行で選ぶのではなく、自分の求めるメイク方法や、自分にとって目的に合う物を選ぶようにした方がいいと思います。
時には数種類のマスカラを併用したり、シーンに合わせて使い分けるのもいいですね。
では、どんな種類があるのか、いくつか紹介していきます。
まず、水に強いタイプのマスカラは、汗をかいたり、水辺のレジャーが多くなる夏場に人気です。
このタイプには、ウォータープルーフタイプとフィルムタイプのマスカラがあります。
ぼろぼろ泣けるような感動映画を見に行く際にもおすすめです。
機能で分けるなら、マスカラの下地として利用する下地マスカラ(マスカラベース)とマスカラの上から塗って持続性を高めるトップコートマスカラも忘れてはいけませんね。
このような機能とは別に、仕上がりの形状によっても分けることができます。
まつげを太く密集しているように見せる目的で利用するボリュームタイプのマスカラ。
まつげを長く仕上げることができるロングタイプのマスカラ。
まつげにかけたカールを持続させる働きのあるカールタイプのマスカラ。
様々な色を楽しめるカラーマスカラ。
一本で複数の機能を備えたマスカラもあります。
お湯でするりと落ちるマスカラなども、メイク落としが楽でいいですよね。