初動負荷トレーニングがアスリートに適している理由

数々のトップアスリートが初動負荷トレーニングを実践しています。
実践するということは、効果があると言うことなのでしょう。
現に、初動負荷トレーニングを実践しているアスリートは、良い成績を修め、年をとっても尚、良い成績を出し続けています。
では、初動負荷トレーニングがアスリートに適している理由とは何なのでしょうか？スポーツに対する効果としては、瞬発力やパワー、加速度の向上などが期待できます。
しかも、いろいろなトレーニングの方法や組み合わせで、筋肉と神経の機能を促進したり、筋肉を増やさないで鍛えることなども可能です。
また、しなやかな筋肉や反射機能を鍛えることで、事故や怪我を防止することも可能になってくるのです。
初動負荷トレーニングマシンは、ジムなどに置いてある場合もあるでしょうが、アスリート達は、自分用に自宅に設置していることもあります。
トレーニング自体も、そんなに過酷なものではありませんから、元々体を鍛えているアスリートなら難なくこなすことができるでしょう。
それ故に、多くのアスリート達が、日頃のトレーニングに取り入れているのだと思います。
ここまでだと、初動負荷トレーニングはいかにもアスリートにしか効果がないように聞こえるかもしれませんが、決してそうではありません。
健康維持を目的とする人にも十分な効果が期待できます。
リハビリとして医療の現場にも取り入れられつつあります。
免疫力向上や疲労回復、疲労物質の除去にも大いに効果があるのです。

初動負荷トレーニングのメリット・デメリット

初動負荷トレーニングは、運動量も軽いので運動した気になれず、効果を感じにくい面があると思います。
それ自体はとても良いことかもしれません。
それではメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

メリットとしては、
１．疲れがあまり溜まらない。
２．毎日トレーニングを行うと筋肉が賦活する。
３．体が硬くならない。
４．激しい運動ではないので高齢者でも続けていくことができる。

デメリットとしては、
１．筋肉量を増やしたい人には勧められない。
２．運動量が軽いので余り実感できない。
３．初動負荷トレーニングを取り入れているジムが少ない。
４．初動負荷理論を理解しておく必要がある。
５．コストが高い。

などがあると思います。
しかしながら、どんなトレーニング法にもメリット・デメリットは付きものです。
やはり、いろいろ試してみた中で、自分の目的にあった長期的に続けていけるものを選ぶようにしましょう。
初動負荷の理論を理解すれば、自分でも計画を立てて行っていくことができると思います。
初めのうちは、本で勉強する、ジムに通うなどをしなければなりません。
でも、運動自体はハードではないので、続けていくことは可能であると思います。
お年寄りでも無理なく続けることができるのです。
ジムなどでは初動負荷理論によって、計算して作られたマシンを使ってやることが多いです。
もしくは、初動負荷トレーニングを取り入れている施設を探してみるのもいいでしょう。

初動負荷トレーニングとは

初動負荷トレーニングについてご紹介してみたいと思います。
数あるトレーニングの中でも、初動負荷トレーニングって一体どんなことをするのか、どんなことを言うのかちょっとピンとこない方も多いことでしょう。
スポーツトレーナーの小山裕史先生が考案し、発明した「初動負荷理論」というものがあります。
運動が発動するときに負荷のピークがくるというもので、これを取り入れたトレーニングが初動負荷トレーニングです。
これをトレーニングに導入することで、体に柔軟性ができて、体の本来の動きに戻せることができるというものです。
例えば、スクワットにしても、初動負荷理論を取り入れて、効果的にトレーニングをすることができます。
初動負荷を取り入れた機械などもあるようです。
初動負荷トレーニングの利点としては、疲れがさほど溜まらないという点があげられるでしょう。
体も柔軟になり、筋肉痛にもあまり苦しむことがないそうです。
しかし、このトレーニングを行うには初動負荷理論を理解しなければなりません。
それに、初動負荷トレーニングを取り入れているジムもそう多くはありません。
書籍も出ていますから、やってみたいという方は、そういった所から始めることになるでしょう。
この理論を理解して、トレーニング法を習得することができれば、きっと効果も上がると思います。
ただし、このトレーニングは筋肉を付けるという目的ではオススメできないようです。