タバコと身長の関係
タバコが様々な面で悪影響を与える事は誰でも知っていると思います。
自分が吸っていなくても、タバコの煙そのものが有害であると言う事は、昨今では知らない人はいないでしょう。
喫煙者の側でタバコの煙を吸うのもよくありませんが、喫煙者本人は、当然もっと身体に悪いのです。
それは、肺がんリスクが高まるなどではなく、もっと色々な面で影響を及ぼしているのです。
喫煙すると、血液中の酸素の量が減ります。
妊婦さんが喫煙禁止されるのは、お腹の赤ちゃんに十分酸素が送れなくなるから赤ちゃんがちゃんと成長できないと言うのが一番の理由なんですね。
同様に、血液中の酸素の量が減ると言う事は、身体の成長にも大きな影響を及ぼすと言う事になります。
つまり、タバコを吸うことによって身長が伸びないというのは、成長が妨げられる症状の中の一つに過ぎないと言う事です。
また、有害な物質を体内に取り入れる事で、身体の様々な働きを阻害してしまいます。
成長ホルモンの働きや細胞の増殖のような本来正常に行われるべき働きを阻害したり、悪影響を及ぼすことで、肌荒れや免疫力の低下などが起こりやすくなるでしょう。
身長がどのくらい伸びるかは、遺伝情報や栄養状況、生活習慣によっても大きく左右されますから、かなり個人差があるものです。
でも、成長期に喫煙したことによって、伸びるはずだった身長が伸びなかったという可能性は十分あります。
小顔と背の関係
顔が小さければ、身長が高く見えるというのは少し違います。
顔が大きいと、身長が低く見えるというのが正解ですね。
元々の身長の高い人なら、小顔になると、より高く見えるというのはあるかもしれませんが、身長が低い人が小顔になっても高く見えると言う事はありません。
あくまでも、「これ以上は低く見えない」という事です。
顔が大きかったり、全体的に肥満体型だったりすると、どうしても身長が低く見えるのです。
顔が大きいと、身体の上部に視線が集まりがちですから、そのポイントが自分の目線よりかなり高い場所なら低くは感じませんが、自分と同等か、低いと、より低く見せてしまうのです。
また、全体的に横幅があると、その分、身長も低く見せてしまいます。
これは全体的なバランスの問題で、例えば、「クレヨンしんちゃん」の絵をどんなに大きく描いても、やはりイメージ的に「背が低い」というのは変わりませんよね?なぜなら、三頭身だからです。
頭が全体のバランス的に大きいので、幼児である事をイメージさせますし、頭の大きさと言うのは、いくらなんでも大きさの限度がありますから、そこから全体像を自動的に計算するんですね。
ですから、背を高く見せるためというよりは、これ以上低く見せないためには小顔の方が有利であると言う事になります。
特に、肥満による脂肪やむくみが顔に出ていると、より低く見えてしまいますから気をつけましょう。
背を高く見せるグッズ
元々、背の低い日本人男性は、昔から身長に対するコンプレックスを抱く人が多かったようです。
現代では、日本人男性の平均身長も随分伸びましたが、これが逆に低身長のコンプレックスを増大させている傾向があります。
最近では、子供の身長を伸ばす為のサプリメントを買い求めるお母さんも多いようです。
子供に身長を伸ばす為のコラーゲンやカルシウムサプリメントを与えたり、食事療法や体操をさせたりと、子供の身長が低いと言う事に必要以上に拘るお母さんが少なくないのですね。
基本的に、成長期を過ぎると身長が伸びる事はないと言われていますから、成人を過ぎてしまえばサプリメントなどの効果はほとんど得られないでしょう。
ですから、現状の身長で、どのように少しでも高く見せるか?を考えるようになります。
昔からあるのはシークレットブーツと呼ばれるもので、ヒールが高めの靴を履く事によって背を高く見せるという方法です。
これに近いものでは、靴の中や靴下の中に上げ底用のパーツを入れることによって、外からは出来るだけ分からない形で背を高く見せるというグッズもあります。
全く別の方法で、背骨の矯正をする事で身長が伸びるという根拠の元に開発された背骨矯正用のサポーターやインナーも販売されています。
人によっては効果が全くなかったり、夏場は特に蒸れるなどの問題点もあるようですが、日々改良が進んでいるようですし、人によっては効果も出ているようです。