ダイエットと朝食の関係
ダイエットをするために食事を抜く方がいますが、大抵の場合、それはかえって逆効果になってしまいます。
ダイエットは、3食きちんと摂る事が大事です。
空腹を感じると、体は食べ物を求めるようになります。
しかし、1食抜くと食べ物が体に入ってこないので、栄養分をなるべく使わないようになります。
体内に残っているエネルギーだけで動けるように、基礎代謝量が低くなってしまうのです。
また、次に摂る食事で空腹感を満たすために、食べ過ぎてしまうという傾向もあります。
その結果、脂肪が多く作られてしまう結果になってしまい、太ってしまうのです。
朝食をきちんと摂れている人は、生活習慣が整っていて基礎代謝も正常に働きます。
朝食を摂れないという人は、夜遅くに食事をしているとか、夕食が多すぎるなど、食生活と大いに関係しているかもしれません。
朝がくるまでに食べた物が消化出来ずに、空腹感を感じることが出来なくなってしまうのです。
朝食を摂らないと、頭が働きません。
勉強や仕事にも支障をきたします。
ブドウ糖も欠乏している状態なので、集中力に欠ける状態になってしまいます。
朝食を抜く事で得られることは、何もありません。
痩せることもないのです。
大腸の運動が起こらずに、便秘になる可能性もあります。
便秘になることによって、肌も荒れてしまいますよ。
ダイエットには、今までの不規則な生活習慣を改め、規則正しいものにしていくことが大前提です。
きちんと朝食を摂り、基礎代謝をあげていくことが大切なのです。
筋肉とプロテイン
より効果的に筋肉を付けたければ、プロテインを飲むことをお勧めします。
プロテインとは、たんぱく質の事です。
たんぱく質は、人間には必要な栄養素です。
一般的に、たんぱく質は体重1kgあたり1g必要だと言われています。
体重が50kgの人でしたら、50gのたんぱく質が必要になるわけです。
しかし、アスリートの方はその2~3倍必要になります。
たんぱく質を100~150g摂ることは、かなり大変です。
たんぱく質を多く含む食品(肉・魚・卵・豆類・乳製品)を摂取すればいいのですが、食事だけで必要量のたんぱく質を摂取する事は無理です。
1日に摂取すべきカロリーをオーバーしてしまうのです。
そこで、手っ取り早くたんぱく質を摂取出来るのが、プロテインというわけです。
プロテインは、トレーニング後、30分以内に摂取すると一番効果があると言われています。
「筋肉のゴールデンタイム」と言われている時間帯なのです。
筋肉を増強したいのであれば、この時間内に飲むのがベストです。
また、寝る2時間前に飲むのも効果があります。
寝ている間にも体は成長しています。
寝ている間に筋肉も増強できるのですから、忘れずに飲みたいですね。
しかし、プロテインを飲むだけで筋肉が増強されるわけではありません。
トレーニングと併用していくことで、プロテインの効果も出てきます。
消費されずに残ってしまったたんぱく質は、脂肪となってしまいます。
摂取すべき量を間違えずに、プロテインをうまく摂取していけると良いですね。
下半身を中心に痩せる
部分的にダイエットをするのは、ただ体重を落とすよりも難しい事が多いですね。
痩せたいのは足なのに、胸から痩せてしまったなどという経験をしたことがある方は、案外多いのではないでしょうか。
特に、下半身は、ダイエットに苦戦する方が多いようです。
ダイエットしようと、ハードな運動をしたら、足などはかえって筋肉がついて太くみえてしまう事があります。
お尻なども、普通にダイエットしても、なかなか痩せませんよね。
これは、下半身が太くなる原因のほとんどが、むくみだからかもしれません。
もしも、あなたが冷え性だとしたら、その可能性はかなり高いでしょう。
冷えは、血行不良を起こす厄介な存在です。
血行不良になると、むくみも起こりやすくなりますよね。
そうなると、代謝が下がりますから、どうしても脂肪は燃えにくくなります。
そのせいで、太っていなくても、太くみられる下半身になっている事がほとんどなのです。
それを解消するには、ハードな運動よりもストレッチやマッサージなどで血行改善に努めるのがいいでしょう。
半身浴して、お風呂上りにマッサージとストレッチをするというのが理想ですね。
日常的に、体を冷やさないような工夫をする事も有効です。
足やお腹を露出する格好はしないようにしたり、冷たい飲み物を避けるようにして、生姜湯などの体を温める飲み物を摂るようにするのも効果的でしょう。
あまり色々と一気にしようとすると、疲れてしまいますから、少しずつ改善していきましょう。