筋トレとプロテイン
効率良く筋力をアップさせる為には、たんぱく質を摂っていかなくてはなりません。
毎日の食事で充分なたんぱく質を摂取できていれば問題はないのですが、それができる方はごく僅かです。
ですが、たんぱく質を多く含んでいるプロテインを摂取する事で、効率良く筋トレでの効果を得る事ができるのです。
どうして筋トレでたんぱく質を必要とするのかを説明しましょう。
筋トレをすると、体力低下による疲労や筋肉の修復をしなければならなくなります。
その為、たんぱく質が運動しない人よりも、約2倍必要なのです。
ずっとたんぱく質を摂取できずにいると、筋トレの効果はもちろんなくなり、筋肉自体が衰えてきてしまいます。
また、一度の食事で一日分のたんぱく質の摂取量を摂ってしまうと、逆に効果は半減して脂肪として体に溜まっていきます。
ですから、プロテインは筋トレをしている人には必需品とされています。
プロテインには様々な種類がありますが、筋トレやダイエットには、脂肪分が少なくたんぱく質が80%含まれているものをお薦めします。
必要な量だけ摂取できるので、運動しない方でも栄養不足を補う事ができますよ。
ですが、摂りすぎると逆効果になるので必要以上には摂取しないようにしてくださいね。
ポイントは、プロテイン摂取を継続する事。
食事でたんぱく質を摂るより、無理なく簡単に摂取できるので、使い方を間違わなければ毎日の食事に気を使わずに済みますよ。
オーバートレーニングと超回復
例えば、毎日通う通勤や通学の道があるとします。
通いはじめは足が痛く歩くのが辛く感じますよね。
でも慣れ始めると、余裕がでてきて、もし距離が延びても歩けますよね?これは、状況に適応する力が人間にはあるからです。
筋トレに関しても同じです。
無理をする事で、更なる筋肉を手に入れる事ができます。
簡単にいうと、これが超回復です。
少し詳しく説明してみますね。
まずはみなさんがよく耳にする「回復」について。
筋トレ前より筋トレ後の方が、疲れているので、運動能力が下がり体力がなくなってきます。
ですが、休憩を挟むと少しずつ疲労がなくなり、運動能力も戻ってきますよね?これが「回復」です。
「超回復」とは、これと少し違います。
トレーニング後の疲れが回復すると、能力は運動前の能力に戻ると思われがちですが実は違うのです。
トレーニング前より能力は上がるのです。
これが「超回復」です。
こう説明すると楽そうに聞こえてしまいますが、超回復には注意点があります。
それはオーバートレーニングになってしまうという事です。
しっかり疲労を回復できていないと、運動能力が元より低下してしまうのです。
そして怪我に繋がったりして、悪循環になってしまいます。
なので、しっかりと計画を立ててやりましょう。
もちろん、やり過ぎには注意してください。
ちょっとした注意点を守れば、超回復は筋トレにとって素晴らしい方法です。
正確な知識をつけ、安全で効果的なトレーニングをしてくださいね。
筋トレと心拍数
筋トレはダイエットや健康の為、スポーツの体力作りの為など、人それぞれに目標があります。
筋トレを頑張ると、スポーツ選手並の筋肉も夢ではありません。
努力次第で理想の体型が手に入ります。
筋トレを始めるには、元々の体力を知っておく事が大切です。
そして心拍数も肝心となってきます。
筋トレなど運動を始めると心拍数が速くなってきますね。
これをこまめにチェックする事で筋トレの効果がさらに高くなります。
例えば、ウェイトの上げ下げを5回した時に「これ以上は無理」となった場合は、ハードな運動をしているという事になります。
13回より多くできると、あまり体力を使わない筋トレといえます。
腹筋や腕立てでも同じです。
ただこの方法だと、大まかな運動量しかわかりません。
自分自身が限界だと感じていても、心拍数は上がっていなかったりします。
脈を測る事により体力の限界や運動量を正確に知る事ができるのです。
脈が速いとしっかり筋トレができているかが解ります。
簡単に脈を測れるのは手首と首です。
軽く触るだけでも簡単に測れます。
運動の合間に6秒間を目安に測ってみてください。
それを10倍すれば1分の脈拍が確認できます。
始めよりも心拍数が上がっているかどうか、逆に下がっていないかどうかをこまめに確認し、効果的な運動をするようにしましょう。
無理したくないという方は一定している状態を保つようにするといいでしょう。