筋肉痛の時の筋トレ
筋肉をつける為に筋トレを始める。
それが、筋トレを行う理由である方はとても多いですね。
しかし、いざ筋トレを始めるとでてくる悩みが「筋肉痛」です。
筋肉痛は本当につらいですよね。
腹筋が筋肉痛になった場合は、笑うだけでもお腹が痛くなります。
二の腕が筋肉痛になった場合は、手を上げるのもきついですね。
日常生活に支障をきたす事もあります。
でも、筋トレは長期にわたって続けなければ意味がありません。
では、筋肉痛になった時はどうするといいのでしょう。
そもそも、筋肉痛というのは、しっかり体ができていない為に起こります。
筋肉痛を防ぐ注意も必要なのです。
トレーニング後は、筋肉が縮み、熱を持っています。
ですから、縮んだ筋肉をストレッチで伸ばし、冷やすようにしましょう。
これをするのとしないのとでは、かなり違いがでます。
筋肉痛になっている間の筋トレには賛否両論あります。
筋肉痛は筋肉が傷ついている状態なので、筋肉痛が治るまで休憩すべきという方と、ある程度つらくても負担をかけて筋トレを行わなければ効果がないという方がいます。
どちらが正しい、どちらが間違っているという訳ではないようです。
「筋肉痛の程度」をみきわめる必要があるようですね。
動くのも無理なほど痛い場合は体を休め、休んでいる間は必ず適度なストレッチをしましょう。
痛みはあるけど、あまり気にならない場合は、普段よりも軽めに筋トレを続行するのがいいでしょう。
筋トレと水分補給
筋トレだけでなく、スポーツ全般に関していえる事ですが、トレーニングと水分は、切っても切れない関係にあります。
ひと昔前は、運動中は、根性をつける為に水分を我慢する!などといった事が当たり前でした。
ですが、最近ではそんな事をコーチや先生がしていたら、虐待といわれても仕方がないほどに、水分補給の必要性が一般的にも理解されてきましたね。
それは、安全にスポーツやトレーニングを行う為に、とてもいい事といえるでしょう。
でも、この昔ながらの考え方。
あながち間違いだとはいえないのだそうです。
ダラダラと汗が溢れるような、本格的なトレーニングする場合、水を飲んだせいで、逆に脱水症状になる事があります。
水を飲む事で、体内の塩分が少なくなります。
そうすると、塩分を濃くしなければならないと体が働きます。
水分を外にだそうとする訳です。
汗は、水分と塩分の両方が排出されますよね。
尿も、水分だけではありません。
排出して、のどが渇き、さらに排出する。
それがエンドレスになると、最悪の結果になるのです。
脱水症状が懸念されるのはこの為です。
でも、これを避ける方法は簡単。
ただ、ナトリウム配合の飲料を飲めばいいだけなんです。
スポーツ飲料などでも構いません。
ただ、塩分濃度が高過ぎる商品も多いので、大量に飲む時は、薄めてから飲みましょう。
薄め過ぎるのもダメなので、適度に調節してくださいね。
筋トレと食生活
筋トレをしていると、誰もが一度は経験する痛み。
それは筋肉痛です。
筋肉痛とは、筋トレによって筋肉に掛かった力で、筋肉の繊維がちぎれる事によって起こっています。
このちぎれた繊維は、ちぎれるたびに、どんどん太くなります。
ここで勘違いしている方が多いのですが、「痛みに耐えて、さらにトレーニングをすると効果が上がる」は、間違いです。
繊維をちぎる→回復して太くする→さらにちぎる。
これが効果的なのです。
回復しないうちに、さらに繊維を壊すと、回復できないほどに傷んでしまい、逆効果です。
筋肉痛になったら、トレーニングをお休みして、回復に努めてください。
回復後は、さらなる負荷を掛けてトレーニングを繰り返す事で、徐々に筋肉の繊維を強化していきましょう。
休憩の時は、回復を助ける為に、できるだけたくさんの睡眠をとるようにし、食生活改善にトライするのがオススメです。
例えば、筋肉増強に効果が高いとされる栄養素を豊富に摂ったり、疲労回復を助ける食材を選んだり、安眠効果の高い飲み物を飲んだりなどといった方法です。
筋トレに有効な栄養素は、たんぱく質や炭水化物が有名ですね。
疲労回復には、ビタミンやアミノ酸が多く含まれる食材がいいです。
ちょっと面倒かもしれませんが、筋トレには、食事によるサポートが必要不可欠です。
この時期の注意点は、その休憩期間に、休む事に慣れてしまい、筋トレをやめてしまわない事です。
筋トレができない期間は、普段以上に食生活に気を使い、筋トレを意識した生活だけは継続するようにしましょう。