バストアップ 器具
女性誌の後ろの方の広告には、大抵バストアップ器具が掲載されています。
「Aカップだった私がこのバストアップ器具を使っただけで憧れのDカップに!」なんていう宣伝文句を読んでいるうちに、買ってしまったという女性も多いでしょう。
かつて話題になったバストアップ器具には、米国食品医薬品局(日本の厚生労働省のようなもの)が承認したブラバというバストアップ器具がありました。
2002年には、日本の厚生労働省も医療用具として承認しましたから、効果があると思ってしまっても不思議はないですよね。
このブラバは、バストを真空状態で吸引するカップを一日10時間以上、10週間以上連続して装着し続けなくてはいけないという恐ろしいバストアップ器具で、効果がでにくい上に、効果が出ても使用を中止すると徐々に元に戻るという微妙なものでした。
さらに、肌を傷めやすい、価格が高額すぎるなどのデメリットもあり、現在ではほとんど使われていないようです。
ブラバのような吸引式のバストアップ器具の他にも、低周波の刺激でバストをマッサージするものやEMS(電気筋肉刺激)で大胸筋を筋肉トレーニングするものなど色々あります。
バストアップしたいと願う女性にとっては、「これでバストが大きくなるなら・・・。
」と思う絶妙な価格に設定されているため、内心は疑いながらもつい購入してしまうものです。
これらのバストアップ器具に効果がないとはいいませんが、個人差が大きいのも事実でしょう。
口コミをよく確認してから買わないと、バストアップ器具のカップのサイズが明らかに大きすぎて自分には合わないなんてことになりかねません。
EMSや低周波のバストアップ器具は、大きなバストが垂れないようにする効果はあるみたいですが、小さなバストに使うと引き締まってより小さくなってしまう恐れもあります。
バストアップ器具を買う時には慎重に判断してください。