体脂肪を減らしたい時の間食の摂り方
体脂肪を減らしたいと思って必死にダイエットをしているあなた。
間食はしない!と心に誓っているかもしれませんが、実はダイエットと間食は相性がいいのです。
体脂肪を減らそうと必死になると、ストレスもたまってしまいます。
このストレスが、体脂肪を減らすダイエットにとっては大敵なのです。
そして、体脂肪を燃焼させるために、本当は糖分が必要です。
糖分というのは、摂取されてから一番最初に燃焼され、それがきっかけとなり、その他のたんぱく質や脂肪が燃焼し始めます。
ちょっと工夫するだけで、間食を摂っていても体脂肪を減らすことは可能ですよ。
間食を食べるなら、洋菓子よりも和菓子の方がいいという話をよく耳にすると思います。
洋菓子はバターやクリームなどを使用しているので、高カロリーになってしまいます。
和菓子であれば、一つ食べてしまっても100キロカロリー前後なので安心ですよね。
どうしても洋菓子が食べたいのならば、1つ全部食べきるのではなく半分で終わらせるとか、低カロリーのゼリーなどを食べるのもいいでしょう。
それに、間食をする場合には、食後3時間後~6時間以内に摂りましょう。
食後3時間くらいは脂肪を分解しようとする力が働き始めるので、糖分を体内にためやすくなっているからです。
さらに、空腹時の間食は脂肪が吸収されやすく太ってしまいます。
一回の間食をなるべく100キロカロリー以内に抑えて、食べる時間のルールを守れば、間食をしても体脂肪が増えることはないでしょう。
体脂肪は日常生活レベルの運動で減らせる
体脂肪を減らすためには、やはり運動する必要があるようです。
毎日きびきびと動いているような人であれば、日常生活レベルの運動でも十分体脂肪を減らすことが可能かもしれませんが、そうでない人の方が多いのではないかと思います。
体脂肪を減らしたいと思うなら、まず筋肉量を増やすことを考えましょう。
実は筋肉量を増やすことにより、気になっている部分を引き締める効果だけでなく、運動しやすい体作りにもなりますし、脂肪を燃焼しやすい体にもなるのです。
運動しやすい体になれば、自然と運動も続けられるようになります。
「あまり運動はしたくない」「日常生活レベルの運動で体脂肪を減らしたい」という人は、基礎代謝のアップをはかってみてはどうでしょうか?基礎代謝とは、日常生活で体を全く動かさない状態でも最低限必要な機能を維持するためのエネルギーのことです。
基礎代謝がアップすれば、体脂肪もつきにくく太りにくい体質になるでしょう。
女性によく見られる「冷え」が基礎代謝を低下させる原因にもなるのです。
内臓温度が1℃違うだけで、144キロカロリーも消費されなくなってしまいます。
この冷えを改善するためには、やはり温めることが重要になってきます。
冷えだけでなく、基礎代謝そのものを上げる方法としていいと言われているのが入浴です。
37~40℃のぬるま湯に、肩までつかるのではなく、みぞおち辺りまでつかる半身浴がいいでしょう。
血行が良くなり、汗をかきやすくなるので、基礎代謝もあがりますし、汗をかくことで体脂肪の減少にもつなげることが出来るのです。
体脂肪を減らしたいのなら、面倒でもシャワーで済ませず、入浴するようにしましょう。
内臓脂肪と病気の関係
内臓脂肪が付きすぎることによって引き起こされる病気は、いくつかあります。
一番怖い病気は、生活習慣病です。
高脂血症は、血中脂肪が多くなった状態の事を言います。
ドロドロに流れる血を想像して貰えると、状態が良くわかると思います。
これも、内臓脂肪の蓄積により、遊離脂肪酸が肝臓に入り込み、中性脂肪やコレステロールの合成を引き起こしているのです。
内臓脂肪が増加していく事により、高血圧にもなってしまいます。
また、血糖値を下げる働きのあるインスリンは、内臓脂肪が原因で、血糖値を下げることが出来なくなってしまいます。
インスリン抵抗性が体内で出来てしまうためです。
それにより、血糖値が高くなり、糖尿病を発症してしまう事になるのです。
これらの病気を発症することは、動脈硬化を引き起こす原因にもなってしまいます。
動脈硬化とは血管が細くなり、血液の流れが悪くなってしまう病気です。
脳梗塞や心筋梗塞など、最終的には死に至ってしまうような病気の初期段階と言えます。
血の中の中性脂肪値が増える事により、善玉コレステロールが少なくなってきます。
それと同時に、悪玉コレステロールが増えていき、動脈硬化になってしまうのです。
血栓症も同じ様な状態です。
血管に脂肪などが溜まっていき、血管を塞いでしまうのです。
血栓を作るのは、内臓脂肪です。
このように、内臓脂肪により引き起こされる病気は、怖いものばかりなのです。
気を付けなければなりませんね。