手術で身長を伸ばす
みなさんは、身長を伸ばす手術というものをご存知でしょうか。
この身長を伸ばす手術は、十数年前から始まったものです。
「イリザロフ法」といわれるこの手術は、骨を切断する比較的大掛かりなものなので、とても気軽に手をだせる方法とはいえません。
基本的には、日常生活や精神的に負担が掛かるほど身長の低い方などに用いられる手術です。
「小人症」や事故で骨に異常が起こった方などが主な例です。
飴細工を想像していただけると、この手術の原理が伝わりやすいかもしれません。
骨に損傷が起こった時、私たちの体は再生をしようとします。
骨と骨の間に柔らかい軟骨状の物体ができ、それを固定する事で固い骨になっていくというのが通常の回復の流れです。
イリザロフ法の手術は、この自然のシステムを利用して行います。
まず、わざと骨に損傷を起こします。
すると、そこに軟骨ができますよね。
柔らかい軟骨ができたら、飴細工のようにこれを少しずつ伸ばしていきます。
目標の長さまで伸ばしたところで、圧を掛けて再生させていくといった流れになります。
理論的には、骨は何センチでも伸ばす事ができるはずです。
ただ、筋肉は伸ばせる長さに限界があるので、他との兼ね合いを考えれば、いくらでも身長を伸ばせるわけではないですね。
無理矢理に骨折を起こすという点からも、よほど悩みが大きい場合でなければ、なかなか手術には踏み切れないでしょう。
身長を伸ばすツボ
肩こりや腰痛の解消などでお馴染みのツボ押し療法を実際に体験した事がある方も多いかもしれません。
ツボ押し療法は、中国の民間療法です。
「中国四千年の歴史」という言葉もよく使われますよね。
ツボ押し療法も、四千年くらい前から中国で行われてきた、れっきとした治療法なのです。
日本では軽視されてしまいがちですが、ツボを圧迫するだけで得られる効果には、目を見張るものがあります。
押すツボによっては、身長を伸ばす効果も期待できるでしょう。
そこでいくつか身長を伸ばすツボを紹介したいと思います。
ツボは、左右対称にありますから、両方のツボを刺激してください。
指の腹で押してもいいですし、ツボ押し棒などを使うのもオススメです。
痛気持ちいいくらいの力加減で、一箇所につき一分弱ほど圧迫するとよいでしょう。
身長を伸ばすツボは、足の裏に集中しています。
まずは、親指の裏側にあるツボから押してください。
これは、脳下垂体の働きに効果があるツボです。
次に、土踏まずのど真ん中あたりにあるツボ。
ここを押すと、肝臓の働きを助ける効果があります。
最後に、足の裏の親指の真下あたりの窪みの部分にあるツボ。
ここを押して、甲状腺ホルモンの分泌を促進します。
脳下垂体、肝臓、甲状腺ホルモンは、どれも身長を伸ばす事と関係性が強いので、面倒でも全部押しておいた方がいいですね。
ツボを押す前にお風呂に入ったり、ツボ押しの前後に数分くらい、足全体を両手で優しく摩擦してマッサージしてあげるとより効果的です。
潜在意識を活用して身長を伸ばす方法
「潜在意識」という言葉をみなさんはご存知でしょうか。
「潜在意識」とは、簡単にいえば思い込みです。
人間とは不思議なもので、思い込みも激しければ、それを現実にしてしまう力があります。
とはいえ、何日か挑戦しただけで変化があるわけではありません。
毎日継続して自分にいい聞かせる事で、初めて効果に繋がるのです。
身長を伸ばしたい場合、「私は身長が高い」「背が高くなった」そう思い込みます。
よりリアルに、理想の身長になった自分を思い浮かべ、毎日、「伸びた」「伸びている」と声にだして唱えましょう。
「いつまでに何センチ伸ばす」「ジーンズのすそあげをしないで履く」など、細かいところまで紙に書いておくのも効果的です。
この時、自分で「これはさすがに無理かな」と不安になる程の無謀な思い込みよりも、自分が信じられる程度にしておくのがコツです。
また、潜在意識で身長を伸ばすには、思い込みを現実と比較してしまわない事が一番大切です。
確かめたくなる衝動に駆られても、しょっちゅう身長を測ってはいけません。
大体、三週間程度で効果が出始めるとされているので、一ヶ月に一度以上は計測しないと決めておくといいでしょう。
理想としては、年間で一度か二度くらいの計測がベストです。
潜在意識に語りかけるのに一番いいのは、眠る少し前です。
ちょっと早めに布団に入り、眠りにつくまでイメージを膨らませてみてください。