朝鮮ニンジン

朝鮮ニンジンというのは、北朝鮮のケソンという場所で生産されたものを言います。
日本では、この朝鮮ニンジンのことを高麗人参とも呼びます。
ケソンで生産された朝鮮ニンジンの根の部分は、水参と呼ばれていて水分が豊富に含まれています。
この水参の皮を剥いて干して乾かしたものが白参です。
よく朝鮮ニンジンのパッケージにはこの白参の絵が描かれていたりします。
水参を蒸して乾燥させると、赤い色になります。
これが紅参とよばれるものです。
そして、もう一つ、朝鮮ニンジンにはおたね人参というのがあります。
朝鮮で栽培されていた種を江戸時代に日本に輸入して栽培されたものです。
朝鮮ニンジンは、特に女性に効果があります。
女性の不妊症は、主に冷えから来ているようです。
また、更年期障害などは体を温めることで症状を改善していくことができます。
現代社会はストレス社会であるとも言われています。
ストレスのために病気になる人はとても多いようです。
朝鮮ニンジンは、こうしたストレスで崩れた大脳の交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
そして、抵抗力をつけてストレスに強い体を作ります。
また、肝臓において、たんぱく質の合成を促進し、悪玉コレステロールをやっつける働きがあります。
さらに血小板を増やすので、女性に良くある貧血を防いでくれます。
また、癌治療にも朝鮮ニンジンは効果があります。
癌の転移を防いだり、癌細胞を攻撃する細胞を破壊してくれます。
朝鮮ニンジンの摂取の仕方は、主にお茶や粉末ですが、一度試してみる価値はありますね。