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夜型は太りやすい
夜型の生活を送っている人は、朝方の生活を送っている人に比べると太りやすいと言われています。
それはなぜでしょうか。
人間は、寝ている間に落ち着いた体の状態を作る副交感神経が働きます。
基礎代謝も体温も下がり、寝る状態にしていきます。
そして、朝になって活発な動作の源になる交感神経にバトンタッチされ、基礎代謝も体温も上昇して、体を起きている状態にしていきます。
このように、交感神経から副交感神経へのバトンタッチは、生活リズムがきちんとしている人は上手くいきますが、夜更かしなどして生活が乱れていると、上手くいきません。
このバトンタッチは、体内時計によって行われます。
この体内時計は、「光」によって変わると言われているのです。
つまり、朝起きた時に太陽光を浴びることにより、副交感神経から交感神経へのバトンタッチができると言うことです。
生活リズムが乱れてきていると感じた人は、朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びると、元に戻ってくるでしょう。
夜型の人の中には、太陽の光を浴びずに1日を終える方もいると思います。
その場合、体は交感神経が活発に働くことなく、また副交感神経へバトンタッチしてしまうのです。
基礎代謝が上がらないままの状態なので、食物から摂取した脂肪などが燃焼しないで、そのまま体内に蓄積されて太っていってしまいます。
夜型の人は、その生活リズムが変えられないなら、せめて意識的に運動するように心がけるといいかもしれません。
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