下半身を自宅で鍛えるには
下半身の筋肉はとても付きやすく、そして、落ちやすい筋肉です。
二、三日くらい、あまり歩かない生活をすると、すぐに足の筋肉の衰えを実感できるでしょう。
ですから、下半身の筋肉は継続して鍛え続ける必要があるのです。
自宅で下半身を鍛える方法としては、スクワットが手軽で一般的だと思います。
やり方次第で負荷を変えることもできますが、正しいやり方で行わないと、腰痛や膝の故障の原因にもなりかねません。
また、寒い季節には体をよく温めてから行った方が安全です。
スクワットは下半身全般の筋肉を鍛えるトレーニングですが、併せてふくらはぎを鍛えるカーフレイズも行うといいでしょう。
カーフレイズは、軽く足を開き、爪先立ちになって、ゆっくりと踵を上げ下げするというトレーニングです。
比較的、場所を選ばすに行えるトレーニングですよね。
両手にダンベルや水の入ったペットボトルを持てば、さらに負荷をかけることもできます。
寄りかかれる壁がある場合は、空気椅子というのも下半身を鍛えるにはいい方法です。
器具を使ってトレーニングするなら、ダンベルやトレーニング用のチューブ、レッグマジックなどを使うのも効果的でしょう。
特にレッグマジックは、効率よく太ももやヒップの筋肉を鍛えられます。
ちょっと前にブームになったDVDを使ったトレーニングやWii Fitなどを利用するのも、楽しみながら続けられるかもしれませんね。
自分に合ったトレーニング方法をみつけて、無理しない範囲内で、継続するようにしてください。
胸周りを自宅で鍛えるには
テレビなどで、筋肉ムキムキの人が胸の筋肉をピクピク動かしているというのを見たことがある人はたくさんいると思います。
あれは、どのようにトレーニングすれば、出来るようになるのでしょうか。
手っ取り早くトレーニング出来る方法は、腕立て伏せです。
腕立て伏せは、胸の筋肉と同時に、肩や腕の筋肉も鍛えることも出来ますので、効率的ですね。
手の位置を肩幅より広くすると、胸への負荷が強くなります。
さらに広げると肩への負荷が強くなります。
その逆に、肩幅よりも狭くすると、腕への負荷が強くなりますので、自分が鍛えたいと思う場所を意識して、手の位置を決めていけば良いでしょう。
腕立て伏せは、慣れないとキツイと感じる人が多いはずです。
キツイ場合は、膝をついて行っても大丈夫ですよ。
その時は、胸の筋肉を意識して行うようにしてください。
腕立て伏せはキツイ、もしくは、腕立て伏せは簡単すぎると感じる人は、違うトレーニング方法もあります。
まず、仰向けに寝そべります。
膝は折り曲げ、ダンベルを両手で持ち、胸の位置から上に持ち上げていくのです。
ダンベルが無い場合は、ペットボトルに水を入れて、自分が耐えられる重さにするなどして、調節しても良いですね。
この方が、腕立て伏せよりも胸の筋肉を集中的に鍛えることが出来ます。
自分のやりやすい方法で、毎日トレーニングを続けていくようにすることが大切です。
肩周りを自宅で鍛えるには
肩周りを自宅で鍛える方法をいくつかご紹介したいと思います。
肩周りを鍛えれば、肩凝りなども解消されますよ。
やり方は、片方の手を下に真っ直ぐさげます。
もう片方の手で、下ろした手の肘より少し下の方を押さえます。
そのままの状態で、下におろしている手は外側の方へ、その手を押さえている方の手は内側の方へ力を入れていきます。
最大限の力をかけて行ってください。
両方の手の力が同じになるようにして、腕が動かない状態を何秒間か保ちます。
これを両方の手で行いましょう。
この運動によって、肩周りの三角筋を鍛えることが出来るのです。
この運動は、座ったままの姿勢でも出来ますから、テレビを見ながらでも気軽に出来る運動です。
他のやり方としては、胸の前でシャンソンを歌う感じで左右の指を引っ掛けるようにして繋ぎます。
そのまま頭の上に両手を持って行き、息を吐きながら引っ張って下におろしていきましょう。
肩周りの筋肉を意識しながら行うと、より効果がありますよ。
シャドーボクシングをする要領で行う運動もおすすめです。
肩の高さ辺りで、ボクシングをする感じに構えます。
そして、勢い良く腕を前に出してすぐに元に戻します。
この時に、三角筋と広背筋が鍛えられるわけです。
上腕三頭筋にも負荷が掛かりますので、三箇所を同時に鍛えることが出来ます。
しかし、上腕三頭筋は筋肉がつきにくい部分なので、腕立て伏せをするなどして、筋肉を鍛えていくと良いでしょう。
肩周りは、運動を続けていけば、比較的筋肉がつきやすい部分です。
毎日、少しの時間でも良いので、コツコツと続けていってください。