ＤＨＡ （ドコサヘキサエン酸）

DHAは、ドコサヘキサエン酸を省略したものです。
不飽和脂肪酸の一つで、魚油にたくさん含まれています。
このDHAを摂取することで、頭が良くなったり健康になったりするといわれています。
この他、動物の体内でαリノレン酸からDHAを作ることもできますが、ここから作られるDHAはほんのわずかだといわれています。
DHAの効果は、脳に良い影響を与えることです。
そこで、アルツハイマー型痴呆やうつ病などにも効果があるとされています。
HADは、EPAと一緒で、いわしや鯖など、背の青い魚の中に含まれています。
そして、これらは体内で生産することができないので、こうした魚を食べるか、サプリメントで摂取しなければなりません。
DHAのサプリメントには、たくさんの種類があります。
まず、お勧めなのは、井藤漢方製薬から発売されている、DHA８００です。
カプセルになっていて、サプリメントといえども、即効性があります。
DHAにブルーベリーを加えたサプリメントも発売されています。
ブルーべリーは、アントシアニンを含んでいますから、DHAと一緒に採ることで、より目に効果があると言えます。
この他、青い魚のエキスや、イチョウの葉のエキスが入っているものもあります。
すべて黄金色のカプセルに入っていて、飲みやすくできています。
ただし、こうしたサプリメントだけでDHAと摂取することを考えないで、あくまでもサプリメントは補助食品なので、栄養バランスの整った食事を心がけたいものです。

鉄

鉄は、女性に不足しがちな栄養素だと言えます。
女性は、月経などのため鉄分を多く摂取しないと貧血を引き起こします。
鉄は、血液成分である赤血球やヘモグロビンなどを維持していくために役立っているので、もし鉄が不足すると貧血になってしまうのです。
特にヘモグロビンは、酸素を運搬していくものですが、鉄イオンを利用しています。
貧血というのは、血液中のヘモグロビンが減ってしまうことを言います。
貧血の７０％は、鉄欠乏生貧血と呼ばれるものです。
鉄には、動物性のたんぱく質に含まれているヘム鉄と、植物性のたんぱく質に含まれている非ヘム鉄があります。
東北地方の地場産業である鉄瓶は、これでお湯を沸かすだけで鉄イオンが溶け出して、お茶も美味しく飲めます。
また、鉄を食物から採る場合には、ほうれん草やレバーが効果的でしょう。
特に、鉄分の吸収性から考えた場合、レバーなどの動物性のヘム鉄が良いといわれています。
ただし、鉄は、たんぱく質などと同じで、採りすぎは、鉄過剰症になってしまうので、注意が必要です。
そうは言っても、中学や高校時代の成長期には、鉄分が食事だけではなかなか追いつかず、貧血で倒れてしまうということがよくあります。
こういう時期には、鉄のサプリメントを採ることをお勧めします。
鉄のサプリメントは、ほうれん草から作られたものや、プルーンから作られたものがあります。
サプリメントの中では、そんなに高価なものではありませんので、摂取してみると良いでしょう。

テアニン

テアニンは、キャンディーやガム、ゼリーやアイスクリームやヨーグルトに入っています。
テアニンというのは、お茶に含まれるアミノ酸の一つでグルタミン酸を誘導するものです。
その効果は、「精神的にリラックスできること」でしだいに多くの人の注目を浴びています。
テアニンは緑茶の旨み成分です。
そして、これは乾燥したお茶の葉に、ほんの少ししか含まれていません。
この緑茶も高級な緑茶ほどたくさんのテアニンが含まれているといわれています。
もともとテアニンは、玉露に含まれていて、食品添加物になりました。
テアニンのリラックス効果は、現代のストレス社会の中ではとても重宝されます。
女性は特にストレスやイライラで月経異常も起こしがちです。
テアニンを摂取することで、こうした症状を改善してくれます。
最近では、テアニンを効果的に摂取できるようにテアニンタブレットが発売されています。
私達はほっと一息休憩したい時に、緑茶を飲んで精神的をリラックスさせてきました。
けれども、社会の中ではなかなかこうした時間もありません。
そこで、必要な時に簡単に飲むことができるのが、テアニンタブレットです。
さらに、ストレスから絶えず神経が張り詰めていて、快適な眠りが得られない人にも、します。
ストレスから身を守るには、自分でできるだけほっとする時間を取るか、体を緊張感から解きほぐすような方法を故意に考えなくてはなりません。
テアニンは、こうした社会に生きる人にとっての味方だと言えます。