セロトニンが不足すると太る
セロトニンとは何でしょうか?
「セロトニン」は、脳内物質の1つです。
どのような働きがあるのかと言うと、脳の神経伝達物質であり、一言でいうなれば「幸せホルモン」です。
他の脳内神経伝達物質で、喜びなどを伝達する「ドーパミン」や、恐怖などを伝達する「ノルアドレナリン」などをコントロールして、精神を安定させてくれる働きを持っています。
「セロトニン」が不足してしまうと、ストレスを感じたり、精神が不安定になり、うつ病を招くとまで言われているのです。
このようなことの無いように、心を落ち着かせて精神を安定させるためには、必要な物質なのです。
そして、「セロトニン」が不足してくると食欲が増すと言われています。
食べても食べても満足感を得ることが出来ずに、太っていってしまうのです。
「セロトニン」は食欲をコントロールしてくれる働きも持っています。
ストレスを感じたり、食欲が増したり、うつ病になってしまったり、これら全ては心の安定の問題です。
精神が安定していればこのようなことにはなりません。
つまり、「セロトニン」が不足していなければ、精神も安定して食欲も増したりはしないのです。
「セロトニンが不足すると太るのか?
」と問われたら、「そうです」と答えても過言ではありません。
「セロトニン」は増やすことが出来ます。
首を回すことにより、簡単に「セロトニン」の生成や分泌を増やすことができるのです。
ストレスが溜まっているなと感じたら、意識的に首を回してみるといいかもしれないですね。
お茶を飲むだけで痩せる
飲むだけで痩せるお茶が存在するのでしょうか?
残念ながら、それは存在しないと言っていいでしょう。
お茶単体で痩せることはできません。
雑誌の広告やインターネットなどで、「痩せるお茶」を良く見かけます。
そのお茶には、下剤のような成分を含んでいるものがあります。
これは、体の余分なものを取り除くことが目的で、便通を良くします。
しかしながら、たくさんの便を出したからと言って、痩せるわけではありません。
下痢状の便を出すことにより、逆に脱水や栄養失調になってしまったりします。
飲んだ分だけ痩せると勘違いし、体に悪影響を及ぼすことが考えられますので、注意が必要です。
このタイプのお茶は、便秘症の人が飲めば、便通を良くしてくれるので毎日摂取すると良いでしょう。
「痩せるお茶」を購入する時には、きちんと注意書きを読み、用法用量をきちんと守り飲むことが大切でしょう。
体質によっては、腹痛を起こしたり体を悪くしてしまったりします。
気を付けましょう。
また、体脂肪を燃焼すると言われる「茶カテキン」を多く含んでいるお茶が販売されていますが、このお茶は痩せるための手伝いをしてくれるお茶です。
他にも、痩せるお茶と言われている「杜仲茶」というお茶もあります。
杜仲茶にも痩せる効果がある成分が含まれているのです。
自分の体質に合った、長く飲み続けられると思えるお茶を選ぶことをお勧めします。
20分以上運動しないと痩せない
20分以上運動しないと痩せないと言われていたのは、有酸素運動のことです。
有酸素運動と言うのは、ジョギングやウォーキングなどのことです。
しかし、今日ではそれは否定されつつあります。
有酸素運動を20分以上行わないと、脂肪は燃焼しないと言われていたのは事実ですが、人と言うものは安静にしている時でも脂肪を燃焼するということがわかってきたのです。
運動をし始めてからすぐでも、脂肪は燃焼をしているのです。
例えば、20分間続けて運動をした場合と、10分間の運動を2セット行った場合とを比べてみると、脂肪の燃焼量に大差は無いということがわかってきています。
現代人は、忙しく働いています。
運動のためにわざわざ時間を作ることが困難な方も多いと思われます。
だから、運動は5分でもいいので、毎日続けていくことが大切と言えます。
5分の運動を1日に4セット行えば、20分連続で運動したのと同じことになりますので、効果はあるでしょう。
ジムに通ったり、ヨガやフィットネスなどに通わなくても、時間の空いた時に5分だけでも継続して運動を行っていくことが大切なのです。
毎日の通勤・通学で、駅まで歩くのも立派なウォーキングになるでしょう。
ダラダラと歩くのではなく、筋肉を意識して歩いてみるとより効果的です。
何事も毎日の積み重ねが大切なのです。
やる気があれば、ちょっとした空き時間でも運動はできると思います。